ボールペンTIP組立マシン
TOSCO ABS-01

製品の特徴

TOSCO ABS-01はボールペンの先端部(TIP)の内側にバネを挿入し、TIP外面にプラスチックパイプを結合させる専用の全自動マシンです。これまで国内外のボールペン業界のユーザーに累計80台を販売しました。

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TOSCO ABS-01は8ステーションを備えたロータリーテーブル上で通常以下の4つの工程を行います。

1)TIPをジグに挿入し固定
2)バネの挿入
3)TIPとジョイントパイプの接合
4)取り出してストッカーへ搬出

(注) 工程3はTIPをカシメる工程に変更可能です。

TOSCO ABS-01はTOSCO C1-TIPとペアで使用すると効果的 バネの絡み防止機能 CI-TIPで作るバネはU型の先端を持つ複雑な形状で絡まり易いため、多数個を次の工程へ搬送するのには一つ一つ分離して収納するなど中間で大きな手間がかかります。TOSCO ABS-01はTOSCO C1-TIPで加工されたバネをストッカーなどを通すことなく直接TIPに挿入し、組み立てるようにデザインされているため、中間収納の手間を省きます。

TOSCO C1-TIPとTOSCO ABS-01を組み合わせたインターロック機構は次の通りです。

  • TOSCO C1-TIPがバネを加工し、加工最終工程で切断刃がバネを切り落とします。
  • 切り落とされたバネはエアシューターを通りABS-01まで移動し、ABS-01は自動的に工程2のバネ挿入を行います。
  • 光電センサーがバネの挿入を確認し。センサーからの信号によりロータリーテーブルが回転します。
  • ロータリーテーブル回転後、ABS-01は1,3,4それぞれの工程を開始します。
  • C1-TIPはその加工工程を終了し、最終的に切断刃がバネを切り落とす工程を残して待っていますが、同じ光電センサーの信号により切断刃でバネを切り落とし、バネはABS-01へと移動します。
  • 光電センサーが次のバネが挿入されたことを確認し、上記の通りの工程を繰り返します。

バネの加工とTIP部の組立とが同軌

  • 2つの機械の中間過程はエアーシューターだけで、他の機器が不要。手間とコストが省けます。
  • 2つの機械の生産性・スピードが同じなので、ボトルネックが生じません。

 

上記のようにABS-01はC1-TIPとペアで使用すると大きな効果を発揮しますが、単独でのご使用も可能です。

下の画面をクリックしてYoutubeの動画をご覧ください
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ABS-01 TIP組立マシン コイリングマシンTOSCO C1-TIPとの組合せ

標準仕様

モデル TOSCO ABS-01
パレットの数 8 (変更可能)
最大工程数 4 (変更可能)
ロータリーテーブル直径 (mm) 200
機械寸法 (LxWxH, mm) 485 x 540 x 1300
重量 (kg) 200

主要構成部(標準仕様で4工程の場合)

ロータリーテーブル 直径 200mm 1式
光伝管センサー(バネの挿入確認) 1式
パーツフィーダー(TIP用) 1式
パーツフィーダー(ジョイントパイプ用) 1式
ストッカー(完成品収納) 1式
コラム、アーム(4工程)(ハンドチャックは含まない) 4セット
パレット 8セット
空圧配管 1式
操作盤+配電盤 1式

オプション

ハンドチャック